2013年11月21日

二重の虹に人間関係の喜びを想う

二重の虹に人間関係の喜びを想う

長野の方が撮った二重の虹。仕事で移動中に見えたとかで、ラッキーですね。二重の虹はラッキー倍増だと聞いたことがあります。

さて、昨日は母親の洋服選びに付き合ってお買い物だったのですが、ちょうど、「洋服選びがめんどうくさい!」という題材の深淵なブログを読んだ後だったので、いろいろと想うことがありました。

うちのお母さん、もうお婆ちゃんなんですけど、すご~く「おしゃれ」が好きなのです。どうも、子どもの頃からのようで、「お姉ちゃんの服が着たい!」と、泣き喚いたこともあるとか。

あーそれなのに、自分で自分の服を選べないのです。以前はブティックの店員さんにすべてコーディネイトしてもらい散財してましたが、ここ数年は私が店員がわり。

若い頃は一緒に買い物などしたことありませんでした。中学1年の時、銀座のまるい三愛ビルで、はじめてひとりで服を買って以来、母と服を選ぶことはなかった。

この子は何でもひとりで決める・・って言われてた。OL辞めてフランスに留学するときも、親に相談せず事後承諾。父親なんて、出発前日に一応話したら、まるで本気にせず、翌朝は既にいなかった状態で・・・ヘヘ、ごめんなさい。

だから、この時期、洋服選びを通して、母親と密に付き合うようになり、今まで避けて通っていた、微妙な親子関係の修整をしている感じなのです。

「他者の言動で気になることは自分の姿の投影」という説がありますが、全部が全部そうとは言えないにせよ、親子関係については、かなりあてはまるようで、

まったく違うタイプだったと思っていた母親が、実はそっくりさんだと気づきました。自分への確信のなさが、よーく似てます。他人から目線を気にして、自信がない。

昨日も、黒いジャケットのインナーを探して、散々試した末、エメラルドグリーンのタートルネックがいいよって、私も、店員さんも皆言っているのに、

「こういう色は着た事がないの」「おかしくない?」と、何度も何度も聞くのです。あ~ほんとにめんどくさいわ~。

そして、もうそろそろ、この修行も終りにしていいかな?と、思いました。だって、お母さんは、そのままで、ありのままで、全くOKだと感じたからです。

一時は、母が、どんどん自分でピタット選べるようになり、「おー大分迷いがなくなったな」と喜んだりしたのですが、まあ、根本的なところはそうは変らない・・ともいえる。

しかし、いいのです。ここ数年、こうして会う度に野菜を抱えて来てくれる母。今年はどこも不作なのに、うちはまあまあだと、家庭菜園には自信あるみたい。皆、いろいろな個性があって、得て不得手があっていい。

何より、毎回、洋服選びを通して、母の精神構造(?)と向き合い、いろいろ感じたことにより、お互いの関係性がほんとうに良くなったのです。まあ、疲れちゃったり、落ち込んだりする時もありますけどね。

だけど、人間って、人間関係ってほんとうに面白い。一人でも面白いけど、二人重なれば、まさにラッキーな二重の虹になるみたい。「お母さん、私を生んでくれて、ありがとう」ですね!








Posted by ラン141 at 10:42│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。